年金保険料を払う価値は本当に無いのか?

皆さんこんばんは(*^_^*)

今日は勤労感謝の日( ˆoˆ )/

元々の由来は

新嘗祭という意味で五穀豊穣そして命の糧を授けてくれた神さまに感謝を捧げる日。

 

まぁ現代では勤労に感謝をする日として定着していますが(^◇^;)💦笑

 

 

さて、今回のテーマは

【年金】

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このワードを聞いた私たちの世代は、

どうせ貰えない

払う意味なんかない

そう思われるでしょう!

 

まず、年金についての制度をお話しします。

年金制度には、2つに分けて積立方式と賦課方式があります。

 

積立方式(つみたてほうしき)

若い現役時代に払い込んだ金を積み立て、老後にそのお金を受け取る仕組みである。

 

賦課方式(ふかほうしき)

働く現在現役の人が払い込んだ金を現在の高齢者に支給する仕組みであり、この賦課方式によって「世代間扶養」が実現できる。

 

ちなみに日本の年金制度は賦課方式

今、日本でこれ程までに年金が問題視されているのはこの賦課方式が採用されて来たからです。

何故か??

 

今の日本は

少子高齢化社会を通り越えて、高齢社会へと突入しました。

積立方式であれば今の高齢者の方々が積み上げてきたお金が戻ってきてそれ以上の問題はさほどない!

 

しかし、賦課方式は

現役の人が払い込んだお金を現在の高齢者に支給している!

 

昔はそれでよかった。

しかし、高齢社会となった今

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このように高齢者1人を支える現役世代の人数が圧倒的に少なくなってきている。

そして、

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年金は世代間で±がここまで差が出てしまう。

 

 

だからよくネットとかでも騒がれている。

何で年寄りにお金をあげないといけないんだ!

金保険料を払う意味なんて何もない!

って、、、

 

でもね、

そんな意見持っている人たちにこれだけは分かって欲しいんだ。。

 

 

我々は今、

満足かどうかは別にして

当たり前のようにお腹が空いたらご飯が食べれて、家に帰って暖かい布団に寝れて気持ちいい朝を迎えれる。

 

それって

戦後の復興に全力を尽くして、

経済発展に尽力した

現在の受給世代の方々のおかげではないでしょうか?

 

私はそんな今の受給世代の方々に演歌の世界で育てられた。

“人に感謝の心を持ちなさい”

“相手の立場に立って物事を考えなさい”

“人生で辛い時は思う存分楽しみなさい!いつか笑って話せる過去になるから”

など色々頭に残ってる。

 

今自分の性格や物の考え方はそれが基となっている。

もちろん古い考えも残ってて少しずつ変えていってはいるけれども……。

 

そして何より、そういった我々の人生の先輩方が頑張って来たのだから

仕事を終えた残りの人生を楽しく過ごしてもらいたいのが私の願いだ。

 

私の姉は自分の恩師が経営していたカラオケ喫茶を引き継いでいる。

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そこに来るお客様のほとんどは私が小学生の頃からお世話になっていた方ばかりだ。

いつも営業終了時間になると

「今日も楽しく歌わせてくれた。ありがとう^_^」

そう言って喜んで帰っていく。

 

“今日も楽しかった”

その一言が嬉しくてたまらない(*^_^*)

毎日遊びに来ても1日500〜1500円くらいのそんなお金がかかる趣味ではない。

カラオケが楽しみで毎日来てくれる人もいる。

 

でも、その年金が無くなってしまったらその楽しみさえも無くなってしまう。

いつも笑顔で来てくれる人たちが来れなくなってしまう。

そんなの寂しい…

自分の生き甲斐はもちろんカラオケだしその人たちももちろんカラオケだ。

 

今まで頑張って来た人が生き甲斐すらなくして過ごす社会なんて自分には考えられない。

 

だから私は

今の満足とはいかないまでも裕福な生活を送れるようにしてくれた

受給世代の方々に感謝の意を込めて

金保険料を納めます。

またこらからも元気な姿で遊びに来てくれることを願って(*^_^*)

そして、そんな方々がこれからも楽しんでいただける店であり続けれるように。^_^

 

〜Hideki